糖質制限 3ヶ月で腹筋を割ってみる 92日目。人間の太る原因はインスリンです

糖質制限ダイエット実践記

こんにちは、タイチです。

 

皆さんは人間がどうやって太るのかご存じでしょうか?

 

こういう質問をすると、

「カロリーを摂り過ぎたから」「運動していないから」

って答える人がかなり多いと思います。

 

でも実はカロリーの数値って結構あてにならないんですよね。

 

まず、カロリー理論はタンパク質、脂質、糖質の3つがすべてエネルギーとして利用されるのが

前提になっていますが、

 

そもそもこの前提からおかしいです。

 

糖質はエネルギーとしてしか使えないので正しいのですが、

タンパク質は内臓や筋肉や爪や髪の毛などのあらゆるものの材料として使われるし、

脂質は細胞膜やホルモンの材料として使われます。

 

なので、いくら頑張ってカロリー計算をしたところで、

糖質以外のどの栄養素が何gエネルギー利用されたかなんてわからないんです。

 

それにカロリーの割合でもかなり変わります。

 

例えば2000kcalの摂取だとしても糖質が70%くらいの割合か、

脂質が70%かでもかなり変わってきます。

 

なのにほとんどの人はカロリーだけで食べ物の栄養を判断しようとします。

 

というかその理論が正しいのなら夜に食べると太りやすいっておかしいですよね。

 

てことは夜に500kcalのものを食べたら600kcalにでもなるんでしょうかね?

 

んなわけありませんよね。

 

こんな感じで、カロリーって結構怪しいところが多いんですよね。

 

じゃあ太る原因は何なのかというと、インスリンの過剰分泌です。

 

分かりやすく言うのなら糖質の摂取ですね。

 

糖質を摂取すると血糖値が上がり、それを下げて一定範囲内に収めるためにインスリンが分泌されます。

 

下がった分の血糖値は体脂肪として蓄えられるわけです。

 

しかもインスリンが出てしまうと体脂肪を分解する酵素の働きが抑制されるので、

体脂肪をエネルギー利用しにくくなってしまいます。

 

細かいことを省くとざっとこんな感じですね。

 

だから糖質を制限するのはかなりダイエットに有効ってことなんですよね。

 

そもそも、糖質は必須栄養素ではありません。

 

多分家庭科の授業とかで聞いたことがあるかもしれませんが、

タンパク質は必須アミノ酸、脂質は必須脂肪酸というものがありますよね。

 

でも必須糖質、必須炭水化物みたいなものってないんですよね。

 

実際、タンパク質が分解されてできたアミノ酸や、脂質を分解してできたグリセロールから、

必要最低限の糖質は摂取できますからね。

 

なので確実に痩せたい場合は、まず糖質制限から始めればいいかと思います。

 

2023/07/23   食事

 

 

食べたもの タンパク質 脂質 炭水化物 カロリー
鶏もも肉:314g 50.87g 43.96g 0g 628kcal
鶏皮:175g 16.63g 85.05g 0g 870kcal
ささみ:299g 68.77g 2.39g 0g 314kcal
合計 136.27g 131.4g 0g 1812kcal

 

 

ンパク質:136.27g

脂質:131.4g

炭水化物:0g

 

合計摂取カロリー:1812kcal

 

今日の食事はこんな感じです。

 

今日はやたら鶏肉づくしになりましたね(笑)。

 

 

糖質制限は金がかかると言いますが、実際にやってみると

毎日牛肉とか食べまくらない限りそんなに出費は多くありません。

 

鶏皮なんて冷凍のやつを買うと2kgで1500円くらいですからね。

 

それをメインにして鶏むね肉とかにすると比較的出費も安くできるかと

思いますね。

 

糖質制限は肉を食べまくるダイエットだと思っている人もいるかもしれませんが、

それは半分正解で半分間違いですね。

 

タンパク質を摂取するために肉を食べるのはあっているのですが、

肉だけを食べていると脂質が足りないです。

 

それこそ脂っこい豚バラとか牛肉のステーキとかを食べているのなら問題ないですけれどね。

 

脂質が足りないとエネルギー不足になってしまうので、糖質制限中は糖質を摂っていない分

なおさら脂質を多く摂らないといけません。

 

だいたい糖質制限がうまくいかない人って脂質を摂れていないんですよね。

 

糖質も摂らない、脂質を摂らないんじゃエネルギー源がないので、

体はエネルギー消費量を落としてしまうので、

 

痩せないのは当たり前っちゃ当たり前ですね。

 

糖質をしっかりとカットして脂質をしっかりととれば、

糖質制限はうまくいきます。

 

具体的な摂取量は糖質は一日20g以内でできれば一食5g以内にすればインスリンがほとんど出ないのでお勧めです。

 

脂質は100g~150gくらいで、これは個人差があるので自分に合った量が分かるまで

試していけばいいかと思います。

 

ちなみに僕の場合は150gじゃ痩せていかないので、130gくらいでやってますね。

 

 

2023/07/23   体重、体脂肪率、ウェストサイズの変化

 

 

項目 2023/07/23 2023/07/24 1日の変化
体重 62.6kg 62.7kg +0.1kg
体脂肪率 18.5% 19% +0.5%
ウェスト 78.8cm 78.6m -0.2cm

 

今日の体重などはこんな感じですね。

 

なぜか体重が増えていますが多分これは水分だと思うので、

そんなに気にもしていないですね。

 

ダイエットは体重ばかりに目をとられてはいけません。

 

でもそれが分かっていたとしてもこうやって数値に出てくると気になっちゃうんですよね。

 

僕も体重より見た目っていうのは分かっているんですけれど実際に数値に出てくると

どうしてもそっちに目が行っちゃうんですよね。

 

こうなった場合はどうするのかというとやること自体は簡単です。

 

体重を計らなければいいんです。

 

計っても週に一回とか月に一回とかですね。

 

正直僕も普段は毎日の体重なんていちいち計らないです。

 

だってめんどくさいじゃないですか。

 

でも今回は検証なので重い腰を上げて計っているというわけなんです。

 

体重を毎日計るのはリアルタイムで自分の体重が分かるので食事が合わなかったらすぐに変更できるというメリットがありますが、体重が減らないとモチベーションが安定しにくくなるのがデメリットですね。

 

体重なんて気にしないと割り切れる人にはお勧めできる方法ですが、

気になってしまう人は体重を計らなくても大丈夫です。

 

体型の変化

 

見た目はこんな感じです。

 

うーんやっぱり痩せてはきていますけれど、

そんなにって感じですね。

 

言い訳にはなりますがチートデイの直後なので体重が戻っていないからというのもあるかと思いますが、にしても3ヶ月かけた割には全然痩せてないです。

 

個人的にはかなり不満ですが、だいたいの脂質量の目安がやっとわかったので

一応得られたものはありますね。

 

終わりに

 

さて、今回はいかがでしたか?

 

太る原因は運動不足でもカロリーが多すぎることでもありません。

 

糖質の過剰摂取です。

 

カロリー理論って冒頭でも言った通りよく考えたら結構ガバガバな

理論なんですよね。

 

冒頭の付け足しではありますが、

そもそもカロリーとは熱量で、細かく言うと水1gの温度を1度上げるのに必要なエネルギーが1kcalです。

 

その計測方法は、機械の中にカロリーを知りたい食物と酸素を入れて、

食物を燃やした時の容器内の上昇温度を測定し、それを熱量に変換することで測定します。

 

でも人間の体温って最高でも40℃、平均は36℃で、この温度だとどの栄養素も燃焼しません。

つまり、人の体内で食品が燃焼しているというわけじゃないんです。

 

というか、人体の細胞内の「代謝」と「燃焼」は全く別物です。

 

なのでカロリーってそもそも人体に当てはめること自体がおかしいんですよ。

 

というか世間一般のイメージと違って人間は摂取したもののカロリーで動いているわけじゃないです。

 

正しくはATP(アデノシン三リン酸)というものがエネルギーです。

 

食べ物のカロリーはATPの合成に使われるんですよね。

 

こんな感じでめちゃくちゃガバガバな理論なのに、

医者でさえも「カロリーを少なめに」とか「カロリー収支がすべて」って言うんですよね。

 

ほんと嫌になっちゃいますよ。

 

ダイエットを成功させたい場合はカロリーを見ることよりも、

太る原因である糖質の摂取を減らした方が遥かに効果的です。

 

嘘だと思うのなら、2000kcalを糖質中心で摂取してみて、

その次に脂質中心で同じ2000kcalぐらいを摂ってみてください。

 

カロリー理論が正しいのなら体重の増減は全く同じになるはずですので。

 

まあどうなるかはやってみればわかります。

 

カロリーをガッチガチに制限しなくたってダイエットはできます。

 

実際僕もカロリーなんて一切計算していませんでしたが、

糖質制限で痩せられましたから。

 

とりあえずダイエット法で迷ったらと糖質制限をやっていただければと思いますね!

 

それでは今回はここまでです。

 

ありがとうございました!